名前だけのセキュリティー

Windowsには幾つかのセキュリティ機能が用意されています。が、これらの全ては誰にでも簡単に解除できるほとんど意味をなさないものなのです。 たとえばWindows95/98ではスクリーンセイバーから元に戻る時にパスワードを要求するように設定できます。これはパスワードを入力しない限り、スクリーンセイバーからもとの画面に戻らなくなる機能です。しかしこれはパソコンの電源を強制的に落とし(電源スイッチをOFFにする) もう一度起動するだけで、パスワードを入力することなくパソコンにアクセスできるようになります。  

スクリーンセイバーの設定
デスクトップで右クリック→プロパティ→スクリーンセイバー→パスワードによる保護

「パスワードによる保護」にチェックボタンを入れ、その右にある「変更」ボタンを押すと上の図のように「パスワードの変更」ウィンドウが出てきますので適当にパスワードを入力してください。この作業により1度スクリーンセイバーが表示されると,通常画面に戻る時にパスワードが必要となります。ですがこの時、上記に記した方法でパスを入力することなくアクセスが可能となります。 この強制的に電源を落とす方法は電源の管理で設定できるパスワードにも有効です。 余り知られていませんがWindowsの電源の管理では、スタンバイ状態から元に戻る時 パスワードを要求するように設定できますが、これも上記の方法で簡単に無効にする事が可能です。  

この様にWindowsのセキュリティ機能は名ばかりで大事なファイルを守ってくれません。 この為に別の手段であなたのパソコンを守る必要があります。 ファイルを暗号化して守るソフトが必要となりますが、シェアウェアはお金がかかるのでパス。 というわけで、フリーソフトで良いのを探してみました。
その名は 「暗号君」   
HPはこちら 他の奴が気になる人はベクターで探してください。
「暗号君」の使用方法についてはHPから落とせる操作マニュアルをみれば 分かると思いますので、ココでは書きません。 皆さんもIPばかりに気を取られないで、こういった基本的な事にも気を付けてください。 あなたの友達がファイルを盗み見しているかもしれません。  

スクリーンセイバー

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